ご高齢でギターを始めて手にした生徒さんが、なんと禁じられた遊びに挑戦🎸

はじめに

最近、色んな年代の生徒さんと関わるようになり、改めてギターという楽器は何歳になっても始めることができる。
そう感じました。
ここでは、ご高齢ながらも難しいギターの名曲である、禁じられた遊びに挑戦されている生徒さんの事について書かせていただきたいと思います。
ギターレッスンを受けるきっかけとなった曲

実は禁じられた遊びはギターレッスンを受講するきっかけとなった曲だったようです。
もともと、クラシックギターの音色に強く惹かれて始めたいと思うようになったとのこと。
体験レッスンでは、ギターをお持ちでなかったため、私の提携している楽器店であるロッコーマンさんを紹介し、マルチネスという、これからギターを始めるのにはぴったりのギターを勧め購入に至りました。
その時に、とても喜んでおられたのが印象に残っています。
先日こちらのブログでも紹介しお世話になっているロッコーマンさんで購入したギターを気に入ってもらえたので、とても嬉しく思いました。
そうしてレッスンがスタートしていきます。
驚くほど柔軟に取り組まれる

まずは、未経験であること。
高齢からのスタート。
そして、クラシックにギターにチャレンジしたい。
ということで、まずは私の作成したオリジナルテキストをもとにレッスンを勧めていく判断をしました。
この方は一つ一つじっくり積み重ねるタイプをレッスンが合ってるだろうな、と感じたこと。
もう一つは、既存のテキストよりもまずは、ギターが鳴る。
響きを感じる。
そういうところから、スタートし、徐々に曲に移行していこう。
そう感じ、オリジナルテキストでレッスンを進めていきます。
今思えばその方の性格ともマッチして、滑り出しがとても良かったように思います。
まずは開放弦をキレイに鳴らすところから

以前もブログでお伝えしたように、私のレッスンでは、まず最初に開放弦をゆっくりとキレイに鳴らすところからスタートします。
この方の場合も、まずは開放弦を人差し指と中指の順番でゆっくり弾いていきました。
音色に憧れて始められた方でしたので、1音1音ゆっくり丁寧に、そして真剣に音を出してくださいました。
そこで、積極的に質問もしてくださいます。
どこか音が硬い気がする。
隣の弦を弾いてしまう。
そして、私がひとつひとつの悩みに応えていく形でレッスンは進みましたが、とても素直に柔軟に伝えた事を吸収されるのにビックリしたのです。
そうした対話をしながらレッスンを作っていく。
レッスンがどんどん噛み合って進んでいく瞬間でした。
そして、塩屋の町のこと、グルメのことなど音楽以外の話も徐々にできるようになっていったことが安心感に繋がったと感じます。
ただギターを持ち練習するだけではない、少し音楽以外の話をしてリラックスすることもレッスンの内のひとつであると考えます。
オリジナルテキストのアルペジオ

次に重要だったのがアルペジオです。
開放弦でギターが鳴る。
良い音がでる。
という体験をした後は簡単なアルペジオを弾いていただきました。
このアルペジオは、3弦と2弦が開放弦になっていて
1弦でメロディを弾く。
そのため、左手で押さえるのは1弦のみ。
するとどうなるか?というと。
1弦の下にはもう弦がないため、押さえきれなったとしても、音が鳴らないという事がありません。
安心して全ての弦の音を出す事ができる。
そして、メロディを弾くのに移動するのは横のみです。
このフレーズは、その日の内に弾けるようになりました。
何より、1人で弾いていても寂しくない。
ちゃんと音楽になっている。
ギター弾いてるなぁという感じがする。
とおっしゃってくださり、とても嬉しく思いました。
そのように、とても響きを大事にされる方だな。
という印象でした。
そこで得た成功体験をもとに。
今度は違うアルペジオのパターンに挑戦していき。
どんどん弾ける幅が広がってきました。
曲に慣れる時期を通過して

アルペジオが弾けてきたら、次は簡単な曲にチャレンジです。
この時期から、オリジナルのテキストを補助として使い、色んな曲の載っているクラシックギターテキストを使用しました。
キラキラ星やカエルの歌、きよしこの夜など、初心者用と言われる曲達ですが、それらの曲達もとても楽しんで演奏してくださいました。
その曲からも、色んな事を吸収されていました。
簡単そうなメロディもギターで弾くと。
弦が変わったりすること、交互弾きを保つ事が意外と難しいこと。
ギターで音階を弾き、ポジションを覚える事。
順調にそれらを積み重ねていく事ができました。
アメージンググレイス

転機となったのはアメージンググレイスです。
この曲は昔からとても好きな曲だという事。
いつになく、メロディを慈しむように弾かれていたのが印象的でした。
そこで、讃美歌が好きという事を話してくださいました。
思えば、練習曲ではなく初めて自分が好きなタイプの曲にギターを通して向き合い弾けるようになる。
ことを体感した回でした。
ここから少しずつ変化が起こります。
禁じられた遊びに挑戦

そして、テキストを進めていき、遂に禁じられた遊びの回がやってきました。
最初は生徒さんも。
弾けるかな?
やっぱり難しそう。
と不安な気持ちが多かったように思います。
しかし、私はどっしり構える事ができました。
何故なら、ひとつひとつ丁寧に積み上げていける。
どんどん課題を克服できる。
その力が3〜4ヶ月の間でついてきたからです。
さらに、このテキストでは、いきなり曲に入らずに。
まず開放弦アルペジオ。
メロディのみ。
と段階に分けて進んでいく。
そのスタイルが生徒さんにぴったりはまる、禁じられた遊びも良い流れを作れるはずだと感じました。
わずか半年で弾けるようになってきた驚き

そうして、簡単なところからコツコツと、1段1段階段を登るようにして、曲が進んでいきます。
そして遂に、禁じられた遊びの完全版に取り掛かることになりました。
「次のレッスンまでに予習しておいてくださいね。」
と半ば軽い気持ちで課題を出したのですが。
次のレッスンでは、なんと最後まで演奏できるようになっていました。
もちろん、難しい箇所は音を省いたり、簡単にしました。
それでも、アルペジオを弾きながらメロディを奏でることは初心者の方にはなかなかハードルが高いもの。
それでも、この1曲を形にできたのは、生徒さんのこの曲に対する情熱と日々の積み重ねがとても大きいんだろうな。
と感じました。
最後に〜発表会への参加〜

そして、ここまで思い入れのある曲だということ、もうじゅうぶん聞かせられる演奏になってきている。
なので、私は発表会の参加を打診してみました。
しかし、一度は断られてしまいました。
まだそのレベルじゃないから、と。
しかし、その次のレッスンで、なんと生徒さんの方から発表会に出演したいという申し出がありました。
私はとても嬉しく思いました。
やり始めた頃は、自分は初心者だから、、、とギターをすることにどこか引け目も感じていた様子。
しかし、曲を弾けてきた経験、何より自分が心から弾きたいと思うことで自信がついてきた。
そしてそれが行動に変わった。
これほど嬉しいことはありません。
発表会までの期間に生徒さんがどう進化するか楽しみで仕方ありません。
このように、鈴木健一郎ギター教室では、あなたの思い入れのある1曲を形にするまで、どこまでもお付き合い致します。
ご興味持ってくださった方は、下のお問い合わせフォームよりご連絡よろしくお願い致します。
あなたのギター時間がより楽しいものになるよう応援致します。
