好きな曲を弾きたい、でも難しくて諦めた経験ありませんか?

この曲弾きたい!から始まったはずなのに。

ギターを取り組む楽しさは様々です。
指が前より動くようになった。
弾けないフレーズが弾ける。
コードが奏でられる。
そしてやはりギターを弾いてて1番喜びを感じる瞬間って。
「好きな曲を1曲丸ごと弾けるようになった!」
「憧れのアーティストの曲やフレーズが弾けた!」
こういう瞬間ではないでしょうか?
ところが実際は?
・譜面がわからない
・複雑なリズム
・押さえられないコード
と、目の前に高い壁が立ちはだかります。
今回は、鈴木健一郎ギター教室では、どのようにして好きな曲を弾けるように取り組むのか?をお伝えしていきたいと思います。
Fコードが出てきた瞬間、曲が止まる。

これ、とても多い問題なんです。
C→G→Amと順調に進んでいても、Fコードが出てきた瞬間に曲がピタッと止まるんです。
何故か?
・そもそもバレーコード自体が難しい。
・セーハのコードを押さえるところまでフォームが育っていない。
・前のコードとの連結がうまくいかない
というようなことが挙げられます。
生徒さんは本当にとてもよく頑張ってFに取り組みます。
しかし、やがて自分には無理かも、、、
辛い、、、
そう感じて、好きな曲を諦めてしまいがちです。
では、どうするか?
Fのコードや難しいコードが出てきた場合、私の教室では簡単に押さえられるコードに変更します。
Fなら、バレーコードを使わずに4弦をルートにした押さえ方に変更したりします。

これってとても大事なことだと思っていて、バレーコードを弾くことに囚われすぎてしまい、肝心な音楽の流れを損なってします。
これはとても勿体無いことです。
主要な音が鳴っていれば、コードはとてもうまく機能するんです。
原曲通りが本当に正解?

原曲には難しいフレーズやコードがたくさんあります。
序盤は調子良くいけてたのに、ある部分だけ異様に難しい。
なんていうことも多々あります。
こういう時、私の教室ではどうするか?
弾けるようにアレンジします。
実際の例でいうと、クラシックギター曲の11月のある日に取り組もうとしている生徒さんがいました。
展開部分がどうしても難しいから弾くのをためらっている、とおっしゃいました。
冷静に分析すると、確かに押さえにくい部分があり、かなり指を広げないと弾けないコードが出てくる、でもそのコードは一つだけ。
これを、極端なストレッチでなくても弾けるコードに変更しました。
ジャズのヴォイシングと言われる技法ですが、これをクラシックの曲に応用します。
これは、私が様々なジャンルに取り組んでいる強みであると言えるでしょう。
そして、この曲の場合はaccel(段々速くする)音楽記号が付けられており。
プロはこの部分をとても速く演奏します。
ここで、私はこの展開部をゆっくり演奏しているプロの方の演奏を見つけました。
速度が速くなくてもじゅうぶん音楽になることを理解してもらった上で、11月のある日に取り組むことができたのです。
ハイキュー日向に学ぶ、もっと楽をする

生徒さんは、とても熱心です。
鳴らないコードは頑張って鳴らそうと練習し、押さえられないポジションも克服しようとしています。
その姿勢には、私も背中を押される時があります。
そんな、頑張っている生徒さんにこそ楽を知って欲しいのです。
そこで例に挙げられるのがバレーボール漫画の主人公であるハイキュー日向です。
彼は、全国大会の緊迫した試合の中、どんどん視野が狭くなっているチームメイトたちの呼吸やリズムを整えるために、攻撃をせずにいったんボールをゆっくり上空に上げます。
その時に選手たちは自分たちが勝ちに行こうと焦っていたことを知り、リズムを整え始めます。
ギターの練習や取り組みも共通するところがあります。
弾けないところを弾こうとするあまりに、弾けないという思考に囚われて、何度も何度も弾けない箇所にはまっていってしまう。
もちろん、反復練習は大事ですが、肝心な音楽の流れが体に入らなくなるのです。
教室でよくあるのが。
弾けない段階にきて、そこにはまってしまったら休憩をとる、お茶を飲む、雑談をするなどして気分転換をします。
そして今度は、弾けるところだけを弾いて、弾けない箇所は後回し。
そして改めて弾けないところも取り組むと、、、
あっさり弾けてたなんてことがおきてきます。
そして、これは先ほどのアレンジのところと重複しますが、楽に弾ける指使いや運指に変更します。
音を減らしたっていい。
正式な運指を守る必要もありません。
楽をしても音楽の質は落とさない

簡単にした結果、なんとなくコードを鳴らして終わる、それらしい雰囲気だけでは面白くありません。
だからこそ、曲がちゃんと引き立つ、それでいて引きやすいアレンジを考えて提供します。
そして、どこで一呼吸置くのか?
どこでリズムを出していくのか?
どのような弾き方をしたら、その曲らしく聞こえるか?
を簡単アレンジの中でもお教えしていきます。
曲を変える前に、弾き方を変えてみる。

この曲は難しいから、もっと簡単な曲にしましょう。
となる前に。
どうしたら今のあなたの技術で弾けるのか?
を考えます。
例えば、さらば恋人をやりたい生徒さんの場合は、たった2音だけで成り立つコードで弾いていきます。
ここにはメリットがあり、2音で成立するということは、ポジションも覚えやすく、リズムに乗せやすい。
なので、CDを流しながらバンドと一緒に演奏するところまでいけるのです。
弾けない、を解決するより、弾きたいを叶えたい

最後に、ギター教室には様々な考え方があります。
どれが正解ということはありません。
ただ、私は。
「弾きたい人の弾きたいをどうしたら叶えられるか?」を真剣に考えたいのです。
私自身も、好きなアーティストや憧れのギタリストの曲を弾けるようになった時の喜びを味わいたくて、一生懸命練習し、ギターを弾いてきました。
その知識と経験から、できるだけ最短距離で皆様に是非お気に入りのこの1曲を弾けるようにサポートしたい。
そう強く願っております。
